晩秋のプリンス(宗テスター)

ロッド:Century X-lite(12ft/3.25lb)
リール:シマノ ブルズアイXT遠投
バイトアラーム:FOX RX
ライン:サンヨーナイロン アプロードGT-Rウルトラ22lb
リーダー:TASKA コアゼロ(100cm)
オモリ: TASKA スクエアースイベル3.5オンス(99g)
リグ:ブローバックリグ(NGワイドゲープフック#4)
フックベイツ:ザ・ソースボトム15mm+レッドアモPOP-UP10mm(カット50/50仕様)
撒きエサ:ザ・ソース
PVA:なし
釣果:102.0cm/13.5kg
レポート:(原文)先週に続き今週も!鯉釣りに行ってまいりました。

回の場所には先行者がおられたのでパス。今年初めて入る場所で竿を出す事にします。
ここは地形変化に乏しく狙いどころが難しいのですが、まだ青々とした藻が周辺に残っており、なんとなく良さそうな感じです。

先週からの一週間で寒暖差が更に大きくなり、時間帯によっては水質が悪く、まさに秋本番といった状況でした。鯉釣りはポイントの選定で釣果の80%ちかくが決まってしまいますので、この季節は特に慎重になってしまいます。

今回もザ・ソースをメインに使用しましたが、フックベイツには遊び心で、レッドアモ(POP-UP)を半分に切ったものと、同じようにザ・ソース(ボトム)を切って二つを合わせた簡易ワフター的な組み合わせにしました。


レッドアモも僕の好きなボイリーの一つで、あの病みつきになる深く甘い香りは、晩秋のプリンス(自称)的な位置付けにあります。

スノーマンの選択もあったのですが、なんとなくこの時は、縦に長いシルエットのボイリーは釣れそうな気がせず、小く丸く比重の軽いものの方が釣れそうな気がしました。特に確信はありませんが、この「釣れそうな気がする」と思える気持ちは、待ちの釣りにおいて非常に大切な事だと思っています。

一粒で自分の好きな二つの味を選択でき、吸い込み易い軽さに仕上がる、まさに一粒で二度美味しい!この欲張りセット(50/50)は、何年も前から色々と試していますが、特にこれから水温が低くなるシーズンに効果的です。またそれぞれの断面部分にリキッドを染み込ませる事によって、じっくり待てる準備が整います。

少し離れたところで竿を出していた釣友と談笑中に不意をつかれるタイミングでアタリがでました。竿を取るのが遅れてしまいガッチリと何かカカリに入っている感じですが、ネチネチと押し問答を繰り返しているうちに、カカリから外れ無事にネットイン。二週連続のメーターオーバーの鯉でした。

後にも先にも鯉のアタリはこの一度だけでしたが、ただいま試している「仕掛けが絡む原理」について更に煮詰まりましたので、またいつかレポートしたいと思います。

 


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