琵琶湖遠征(2)堀Fテスター

バイトアラーム: FOX NTXr

ロッドポット: NG+R(タイプS)

ライン:GT‐R25lb

リグ:NG+Rコーティングライン35lb

フック:STダウンアイ♯4

撒き餌さボトム:ソース15,20mm、コンプレックスT15,20mmスイートタイガー&コーンボイリー15,20mm,クレイブ20mmホットフィッシュ15,20mm

ペレット:ソース8mm、ハリバット8mm―14mmコンプレックス8mm、ハリバット粉末、ゆでコーン、押し麦、ガーリック

リキッド:粉末用リキッド ブラッサム

喰わせ餌:ソース20mm+パイナップル ポップアップ15mm

コンプレックスT20mm+ソースポップアップ15mm

スイートタイガーコーン20mm+ソースポップ15mm

釣果:99センチ(11.6kg)98センチ(15.6kg)

 

レポート:(原文)毎年長期休暇の取れるゴールデンウイークが楽しみです。今回も友人とテーマを決め琵琶湖で大型を狙いたいと作戦を練り挑みました。

今回、5日間で中身のある釣行となるように状況に合わせた釣りをしたいと考え、先ずDeeperで水深や藻の状況確認を行いました。水深1.5mから届く範囲内で3.2mを確認、しかし、通常であればDeeperに小魚などの生命反応があるのですが、画面に小魚一つに映らないことが少し不安、水温が上昇すれば2.2mラインに鯉は必ず来ると自分自身に言い聞かせて撒き餌さの準備を行いました。

琵琶湖に到着時は水温15°とやや低めで、その後の天気予報を見ても気温は22°,23°ほどと急激な水温の上昇は見込めないので、なるべく消化の良い物で尚且つ栄養があり鯉が継続的に餌を喰ってくれるように撒き餌さの配合を行いました。

先ずは上記の餌を半分に切った物とクラッシュした物、ボトム少々、全てで7kgくらいに対しガーリックリキッド3分の1を入れ、水溶性リキッドのブラッサム2分の1を入れよく混ぜました。そして、よく混ぜた後にハリバット粉末餌をブレンド、(小魚などがいない状況で活性度の低い時はリキッドや粉末餌は効果的、小魚、ジャミが多い時はこれらが活性を上げてくれるので多用しなくてもよい)これらを広範囲に撒き餌さしました。

夕方近くまで底探りや撒き餌さなどに時間を費やし、結局一投目を打ち込んだのは夜になりました。期待して眠りにつきましたが、朝まで何の当りもないままぐっすり。起きてから、今日から釣るぞと思い餌替えを行いましたが、大風で釣りにならず竿を上げるしまつ、結果翌朝まで大風で釣りにならず、仕掛けを再度入れ直したのは、風が弱くなってからでした。その後、3日目は順調に当りが来て8回目の当りが、良い引きでかなり沖まで糸を出してくれる鯉でした。

余りにも走るので、もしかしてメーターかなと脳裏をよぎったのですが、重量感が今一つかなと思いながらも走りは抜群でした。15分余で釣り上げてみるとスラーとした琵琶湖にしては肉薄で厚みはないが良い鯉。友人と検量をしましたが、メーターに1センチ足りず、残念。

この1本を機に20,15mmダブルの喰わせ餌を3本の竿全て20mmダブルに変更しました。その後、やや回りの騒がしさもありましたが、4日目は丸1日以上全く当りが止まりました。5日目の早朝、これまでの狙い方で餌を打ったのですが、少し状況の変化を感じ1本の竿の分だけ狙いを大きく変えたポイントにソースボイリー20mmを30粒撒き、本命ポイントに当りが来ない時に備えました。

 

やはり、2時間経過した7時になっても、どの竿にも当たりは来ず、思い切って撒き餌さを行った新たなポイントに20,15mmのスノーマンをフルキャストし当たりを待ちました。

本日、最終日なので周りの整理を始めた直後、先程狙いを変えた竿にかなり良い当たりが来ました。

餌替え後、1時間しか経過していないのにと思いながら竿をとるとかなり良い感触が手に伝わって来ました。今度は走りも良いのですが重量感もあるので、90オーバーは間違えないと慎重にやり取りを行いました。かなり粘る鯉で20分余り時間を要しましたが何とかネットインし友人と検量した結果、又もやメーターに2センチ足りませんでした。

総評:今回の釣行を振り返ると、前半は毎年のように低温と大風で不調でしたが後半は、まぁまぁの状況にはなった。水温17°にもかかわらず私の早とちりで20mmダブルに変更した結果、釣果が落ちたと思います。最初の99センチは餌替え後30分、次の98センチ(二本とも20,15mm)は1時間で喰ってきている事を考えると、大きな群れがいなそうな状況と(トータル当たり9回)まだ20mmダブルを喰う程の活性度ではなかったのではないかと思う。余りにもメーターを意識しすぎて、少し20mmダブルにするタイミングが早すぎたと反省する次第です。


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