残暑お見舞い申し上げます(宗Fテスター)

 
ロッド:ショートスイング20号/3.0m
リール:シマノ/ブルズアイXT遠投9120
バイトアラーム:FOX/RX
バンクスティック/30-50cm
ライン:サンヨーナイロン/アプロードGT-Rウルトラ20lb
オモリ:インライン3.5オンス(99g)
リグ:ヘアリグ(NGワイドゲープフック#5)+アライナー仕様
フックベイツ:ザ・ソース18mm又はコンプレックスT18mm
撒きエサ:ザ・ソース18mm又はコンプレックスT18mm

レポート:(原文)残暑お見舞い申し上げます。立秋とはいえなんじゃこの暑さは?という日々と、新型コロナウイルスの影響で普段の生活が制限される日々にいささか参っておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

上記の理由から、最近は府や県をまたぐ釣行は自粛し、地元大阪での日帰りの鯉釣りを行っています。今年の夏期休暇はこの異常とも思える暑さもあり、おとなしく家で過ごすつもりでいましたが、「夜は涼しい」と釣友ダイスケ氏の悪魔のささやきが決定打となり、半夜の鯉釣りに行く事にしました。

釣り場は自宅から近くの淀川淡水域。この川は驚くようなメガトンカープが釣れる可能性は低いですが、大阪市内からアクセスが良く、自然が多く残りのんびりと釣りを楽しめるフィールドです。ただし車の場合は河川敷のパーキングを利用するか、利用時間外は一般のコインパーキング使った担ぎ込みになります。

数日前に釣友のダイスケ氏と淀川の何処へ行くか相談し、めぼしい場所を何ヶ所か候補に挙げていました。そして当日、我々は事前にチェックしていた場所を1つ1つ見てまわりますが、予想以上にパーキングから遠かったり、ジャングルになっていたり、しかも暑い!なかなかハードモードな感じ。しかし最終的に良さそうな場所を見つけ、そこで竿を出す事にしました。

この日は夕方からの半夜釣りの予定だったのですが水面をよく見ると、数匹のミドリガメの頭が出ている・・・これはマズイ。水温が高くミドリガメが活発に動く時期は、一度エサと認識された物は速攻で喰われてしまいます。しかもいつの間にかヤラれているので、待ちの釣りが成立しないのです。

これまでに様々な方法でミドリガメ対策を行ってきましたが、シンプルな方法としてはミドリガメの動きが鈍くなる夜間に釣りをする事が挙げられます。それでも浅場では被害を受ける事がありますので、気になればフックベイトのチェックをその都度行う方がよいです。また過剰な撒きエサは火に油を注ぐようなもので、ミドリガメを興奮させ被害が更に酷くなるだけなので注意が必要です。

持参したエサはボイリーのみです。今回のり方をまとめると以下のようになります。
①ミドリガメの動きが鈍くなる夜間のみの釣りになる。
②水深はやや深めを狙う。
③過剰な撒きエサはしない。
④定期的にフックベイトのチェックを行う。
⑤撒きエサは1本の竿に対して100gほどのボイリーを使用。1つ釣れたら追加で少量撒く感じです。
12月〜4月頃の水温が低い時期ならミドリガメの動きもまだ鈍いので、日中の釣りも可能ですが、夏〜秋は猛威を奮うので、そんな場所だと日中はミドリガメとの厳しい戦いになります(だいたい心が折れます)
熱中症の危険もあるので、この時期は夜釣りがベストですね。

釣果の方は釣友のダイスケ氏と共に開始直後から順調にアタリが出ます。初場所での初鯉はサイズうんぬん関係なくテンション上がります!最終的には、2人揃って90cmオーバーの鯉もゲット!この時期と淀川というフィールドを考えると大満足な結果となりました。


担ぎ込みも回数を重ねれば、色々と慣れてきた感もあるので、琵琶湖などの違うフィールドでも今後の展開として良いプラクティスになるのかな。と思っています。


※本文の無断転載を禁止します。