冬雨の琵琶湖 2017(宗 テスター)

ロッド:Century(12ft/3.00lb)
リール:シマノ ブルズアイXT遠投(夢屋スーパーエアロSD用スプール仕様)
バイトアラーム:FOX RX
ロッドポッド:FOX レンジャーポッド
ライン:サンヨーナイロン アプロードGT-Rウルトラ16lb
リーダー:TASKA コアゼロ(100cm)
オモリ: TASKA スクエアーインライン3.5オンス(99g)
リグ:Withy pool rig (NG ワイドゲープフック#4)+(TASKA カーブアライナー)+(TASKA スレッデッドべイトリング18mm)+(TASKA タングステンリグストップ)+(ガン玉5B)
フックベイツ:クレイブPOP-UP20mm(リキッド使用)
撒きエサ:ザ・ソース15mm、クレイブ15mm、カープテックブラッドワーム15mm
PVA:なし
釣果:96.0cm/16.0kg、他・・・

 

レポート:(原文)この週末は今年2回目の鯉釣りに再び琵琶湖へ行って来ました。前回と同じ方法で、湖底に溜まった枯れた藻の密度の濃い場所に、クレイブPOP-UP20mmを取り付けたWithy pool rigをセット。以前より岡本テスターが使用し、調子が良いと評判のシマノ夢屋スーパーエアロSD用替えスプールに、サンヨーナイロン アプロードGT-Rウルトラの16lb(4号)をジャスト300m巻いて挑みます。普段の22lb(6号)から16lbにミチイトのサイズを下げて感じた最大のメリットは、キャスティングの飛距離がかなり伸びた事でした。

その他、色々なメリットデメリットはあると思いますが、非常に使い易い印象を受けました。ただ22lbに比べ、どれだけ擦れに耐えられるか?そんな不安もありました。その不安が、仕掛け投入後の約20時間後に訪れます。同行したT田君の「きたっ!」の声と同時にバイトアラームが鳴り出します。すぐさま竿を手に取り、やり取りを開始しますが、数十メートル糸を引き出された所で、水中の何かに巻かれ動かなくなりました。あちゃ~!やっても~た~(^_^;)この時、ミチイトを引ける距離を少し ずつ慎重に時間をかけ稼ぐのですが、ゴリゴリと10分ほど作業したところで、擦れていた部分からプチンと切れてしまいました。残念!

勿論、鋭利な形状のカカリだと、太いラインでも簡単に切れる事もあります。ただ今までの経験から、アプロード GT-Rウルトラは、非常に擦れに強い事が証明されていますので、どの太さを選ぶかはTPOに応じた使い別けが良いと思います。

痛恨のミスから約20分後、竿の横で失敗の反省をしていると、突然ハンガーがカツンと跳ね上がり、バイトアラームが鳴り出します。強引に寄せ、M本さんのアシストでランディングに成功♪翌朝にも1匹の鯉を追加し、結果、3ヒット2ゲットで終了。

フックベイトは、全てクレイブPOP-UP20mmで、水をくんだバケツに初日から最後までの2日間、仕掛けごと浸けておきましたが、浮力が落ちる事なく、しっかりと針を持ち上げていてくれていました。僕がクレイブPOP-UP20mmを愛用する理由の1つはここにあります。


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