冬のパーティクル大作戦 (宗Fテスター)

 

ロッド:ショートスイング20号/3.0m
リール:シマノ/ブルズアイXT遠投(夢屋スーパーエアロSD用スプール仕様)
バイトアラーム:FOX/RX
ロッドポッド:自作三脚
ライン:サンヨーナイロン/アプロードGT-Rウルトラ16lb
リーダー:プロロジック/スーパーチャージドリーダー40lb(コアゼロタイプ)(100cm)+プロロジック
レッズクリップ:プロロジック/ヘビーロングレッズクリップ
オモリ:NG/フラットペアースイベル3.5オンス(99g)
リグ:ブローバックリグ(NGワイドゲープフック#4)
フックベイツ:ダイナマイトベイツ/ザ・ソース15mmボトム+パイナップルバナナ15mmPOP-UPスノーマン
撒きエサ:ボイリーチョップス(フィッシュミール)+スポッドミックスCSL+スポッド粉末ミックス+ザ・ソースSOAKリキッド+水
PVA:NGコールドウォーターPVABAG/ソース8mmペレット、スポッド粉末ミックス+ボイリーチョップス+CSLリキッド

みなさん今年も宜しくお願い致します!!

レポート:(原文)年末年始は特に大きな予定もありませんでしたので、自宅近くの河川で安近短な鯉釣りに明け暮れていました。

今冬はパーティクル系(粒状)のエサをメインに使っています。超都会の川とはいえ、真冬はさすがにシビアな状況が続きます。変温動物である鯉にとって低水温は、消化能力の低下と代謝に大きく影響しますので、特に撒きエサは、なるべく消化の良い物が好ましいです。

冬の撒きエサには、スポッドミックスCSL、スポッド粉末ミックス、ボイリーチョップス、ペレットなどを使います。※ホームセンターなどで売っている鳥の餌を使う場合は、粒が柔らかくなるまで、鍋でしっかりと煮込むと良いでしょう。あっそうそう、炊いたお米を混ぜても非常に有効だと思います。

それらを適量混ぜ合わせ、水とSOAKリキッドで水分を調節すれば撒きエサ冬バージョンの完成です。

プリベイティング(事前の撒きエサ)が可能な環境なら、釣り当日の3~4日ほど前に上記のエサを適量撒いておくと更に効果的です。

PVAバッグを使う場合は、ソースペレット、スポッド粉末ミックスとボイリーチョップスを混ぜ合わせ、CSLリキッドで湿り気を足しています。

今冬にこのパーティクルミックスを使い、僕は年末年始で多くの良い魚をキャッチしています。タイムリーな写真は僕のInstagramアカウント「munemushi_carp_japan」でもアップしていますので、そちらもご覧下さい。

とまあ、エサに対する妄想はここまでにして、カープアングラーがエサに描く想いほど実際のロマン値は高くありません。高性能とうたっているボイリーでも同じです。そんな事よりもエサを喰う地点のチェックや、補食のタイミング、掛けた魚をできるだけバラさない工夫こそロマン値と確率を上げる最も重要な要素なのです。

鯉釣りではエサが持つ重要度は低いと思っています。しかし、最後に残ったごく僅かな可能性の追及や閃きで釣果に影響が出る事も事実です。

まだ寒い日が続きますが、もうひと頑張りやってみますかー!!(^O^)


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