ポップアップリグ (宗Fテスター)

 
ロッド:Century NG 12ft/3.0lb
リール:シマノ/ブルズアイXT遠投9120

バイトアラーム:FOX/RX
ライン:サンヨーナイロン/アプロードGT-Rウルトラ20lb
リーダー:プロロジック/スーパーチャージドリーダー40lb(コアゼロタイプ)(100cm)+プロロジック/ヘビーロングレッズクリップ
オモリ:NG/フラットペアースイベル3.5オンス(99g)
リグ:フロロカーボン ロニーDリグ
フックベイツ:ザ・クレイブポップアップ20mm(同リキッド使用)
撒きエサ:ザ・ソース/ザ・クレイブ/ホットフィッシュGLM各15mmボトム
PVA:なし

レポート:(原文)今年の夏は公私ともにバタバタが続き、全く鯉釣りに行けませんでした。めちゃくちゃ暑かったですしネ。しばらくは悶々とした日々を過ごしていましたが、9月になりようやく一段落しましたので、この土日はリハビリを兼ねて豊田FSと琵琶湖へ鯉釣りに行ってきました。

暑さもかなり落ち着きましたが、秋の琵琶湖は藻の存在が我々を悩ませます。とにかく岸からキャスティングで狙える範囲で理想のハードボトムを探す事になりますが、そんな都合の良い場所が多く存在する訳がありません。僕はいつもそうですが比較的に藻の密度が薄く、ちぎれた藻やゴミ溜まりの上にフックベイツをそっと乗せるイメージで鯉のアタリを待つ事にしています。

そこで活躍するのがポップアップリグです。今回使用したリグは、僕の友人であるEnrico Parmeggiani氏がプロデュースするForge Tackle製のロニーリグです。正式名をFluorocarbon Ronnie-D Rigと言います。

フロロカーボンのDセクションのおかげで、フックベイトの動きが大幅に増加し、より自然で柔軟性のある仕組みになっています。ゴミ溜まりや泥底に限らず、ハードボトムの使用にも有効なリグです。また従来品では、着水の衝撃でフックビーズが針の軸を滑り、不適正な位置にズレる事がありました。しかしこのフロロカーボンのDシステムは、その心配はありません。工夫次第で色々な仕掛けに流用できますので、気になる方は取り入れてみてはいかがでしょうか。

当日の天候は台風の影響で、雨のち強風で釣りにくい状況でしたが、結果3バイト3フィッシュ、全ての鯉の下唇にしっかりと針が掛かっており、やりとり中に藻に突っ込まれてもフックアウトする事なく大型~中型の鯉を全てキャッチしました。

フックベイトは2人ともにザ・クレイブ20mmのポップアップで、同行した豊田FSもベーシックなウィジープールリグで数匹ゲット!この安定した浮力とエサとしての持久力は、やはり四季を問わず琵琶湖においてもベスト オブ ポップアップベイトとなります。
秋の琵琶湖は藻との戦いにもなりますので、様々なポップアップリグと、ザ・クレイブPOP-UPが活躍してくれる事でしょう。

※本文の無断転載を禁止します。